2021年12月15日水曜日

6gramが大幅改変

 6gramというサービスをご存知だろうか。
株式会社ミクシィ(かつてはSNSサービスのmixi、今はモンストの会社)が運営するプリペイドカードのサービスである。

サービス開始時は
  • JCBブランドのプリペイドカード
  • 既存ユーザーに招待してもらわないと入会できない
  • バーチャルカードのみ
といったクセのあるサービスだった。
年月が経つにつれて
  • VISAブランドのリアルカードが発行可能に
  • VISAブランドのバーチャルカードに対応
  • 3Dセキュアに対応
  • ApplePay、GooglePayに対応
というようにサービスの充実が図られてきた。
そんな6gramにビッグマイナーチェンジがきた。

珍しいスケルトンタイプのリアルカード

招待制を終了します


おそらくユーザー参入の一番のネックになっていた招待制が終了になった。

公式サイトより

これで誰でも6gramユーザーになれる。
ちなみに6gramという名称はMIXI Mに改称が予定(2022/02/03)されている。

なぜ6gramを使うのか


このプリペイドカードはポイント付与の類は一切ない。
使うメリットなんてなさそうなものだが、チャージの手間を惜しまなければ利用価値が出てくる。

まずは電子マネーへのチャージ。
クレジットカードからチャージする場合ポイント対象外になっている場合が多いが、6gramにチャージしておいて6gramから電子マネーへチャージすることでポイント対象になる場合がある。

ApplePayに登録した6gramからはモバイルSuicaやnanacoモバイル、モバイルWAONにチャージが可能なため、本来ならばチャージできないクレジットカードからもチャージでき、なおかつポイントが付く可能性がある。

細かい話になるが、200円で1ポイント付与の場合、199円の支払いではポイントがつかないが、6gramに200円刻みでチャージすれば取りこぼしもなくなる。

有名すぎる裏技


エポスカードというクレジットカードがある。
先日、株主優待が届いたことを記事にした丸井グループのカードである。

このエポスカードの上位グレードにエポスゴールドカードがある。
取得にはいくつか条件があるが、年会費無料にできるゴールドカードとして人気が高い。

このエポスゴールドカードには、対象の店舗であればポイント3倍(1.5%)になる「選べるポイントアップショップ」という特典があり、その対象店舗に「ミクシィ」が含まれているのだ。

これはどういうことかというと、エポスゴールドカードから6gramにチャージして使った場合、すべての支払いが還元率1.5%になることを意味する。
  • 6gramのQUICPay
  • リアルカード
  • 6gramからチャージしたモバイルSuicaでの支払い
  • 支払い先を6gramに設定したPayPay払い
など全て支払い方法で1.5%のエポスポイントが付く。
現金払いオンリーの店でなければ、ほとんどはエポスポイントがゲットできる。

長々と書いてきたが、使って損はないですよという話。
定価で買うことがバカらしくなってくるから、ホントに。

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