6gramというサービスをご存知だろうか。
株式会社ミクシィ(かつてはSNSサービスのmixi、今はモンストの会社)が運営するプリペイドカードのサービスである。
サービス開始時は
- JCBブランドのプリペイドカード
- 既存ユーザーに招待してもらわないと入会できない
- バーチャルカードのみ
年月が経つにつれて
- VISAブランドのリアルカードが発行可能に
- VISAブランドのバーチャルカードに対応
- 3Dセキュアに対応
- ApplePay、GooglePayに対応
そんな6gramにビッグマイナーチェンジがきた。
珍しいスケルトンタイプのリアルカード
招待制を終了します
おそらくユーザー参入の一番のネックになっていた招待制が終了になった。
公式サイトより
これで誰でも6gramユーザーになれる。
ちなみに6gramという名称はMIXI Mに改称が予定(2022/02/03)されている。
なぜ6gramを使うのか
このプリペイドカードはポイント付与の類は一切ない。
使うメリットなんてなさそうなものだが、チャージの手間を惜しまなければ利用価値が出てくる。
まずは電子マネーへのチャージ。
クレジットカードからチャージする場合ポイント対象外になっている場合が多いが、6gramにチャージしておいて6gramから電子マネーへチャージすることでポイント対象になる場合がある。
ApplePayに登録した6gramからはモバイルSuicaやnanacoモバイル、モバイルWAONにチャージが可能なため、本来ならばチャージできないクレジットカードからもチャージでき、なおかつポイントが付く可能性がある。
細かい話になるが、200円で1ポイント付与の場合、199円の支払いではポイントがつかないが、6gramに200円刻みでチャージすれば取りこぼしもなくなる。
有名すぎる裏技
エポスカードというクレジットカードがある。
先日、株主優待が届いたことを記事にした丸井グループのカードである。
このエポスカードの上位グレードにエポスゴールドカードがある。
取得にはいくつか条件があるが、年会費無料にできるゴールドカードとして人気が高い。
このエポスゴールドカードには、対象の店舗であればポイント3倍(1.5%)になる「選べるポイントアップショップ」という特典があり、その対象店舗に「ミクシィ」が含まれているのだ。
これはどういうことかというと、エポスゴールドカードから6gramにチャージして使った場合、すべての支払いが還元率1.5%になることを意味する。
- 6gramのQUICPay
- リアルカード
- 6gramからチャージしたモバイルSuicaでの支払い
- 支払い先を6gramに設定したPayPay払い
現金払いオンリーの店でなければ、ほとんどはエポスポイントがゲットできる。
長々と書いてきたが、使って損はないですよという話。
定価で買うことがバカらしくなってくるから、ホントに。
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