2017年12月12日火曜日

さわやかウォーキング in 米原

2017年も残りわずか。
12/23の京都が年内最後のウォーキングとなっているので、参加できる回数も限られている。
スタート地点である醒ヶ井駅へ向かうべく運行情報を確認すると、そこには目を疑う情報が・・

スタート地点にたどり着けるのか?


木曽川駅にて人身事故が発生したため、東海道本線は運行を見合わせております

なんと唯一の路線である東海道本線 米原行きが動いていない。
人身事故だから回復までに時間がかかかるのは間違いない。
しかも11時がスタートのリミットに設定されている。

いろいろと頭の中で計算した結果、米原駅まで自動車で行き、西側から醒ヶ井駅に入ることにした。
これは一の谷の戦いで源義経が崖の上から敵の背後を急襲したことをヒントにした。

平和堂米原店横の駐車場に車を止め、駅に向かうと駅構内は案の定てんやわんや。


10:30発の豊橋行は時間通りに発車するとのことで、それに乗って醒ヶ井に向かう。

今回のコース (2017/12/09)


  • JR東海道本線 醒ヶ井駅(スタート)
  • 醒井宿資料館(旧醒井郵便局局舎)
  • 醒宿宿資料館(問屋場)
  • 加茂神社
  • 蓮華寺
  • 直孝神社
  • 望湖堂跡
  • 近江鉄道 鳥居本駅(ゴール)
の約11.1km。
10キロ超えは久しぶりだし、出発時の気温が2℃。
今回も修行の予感がする。

醒ヶ井駅 (スタート)


駅舎内には灯油ストーブが点いていた。それくらい寒いということだ。
軽く柔軟をしてからスタートする。

曇天が広がる

ストーブから離れられない

醒井宿資料館 (旧醒井郵便局局舎)


スタートしてわずか200mで最初のポイントに到着。
この郵便局舎は大正4年(1915)にアメリカ人のウィリアム・メレル・ヴォーリズによって建てられた。
モダンな外観で国の登録文化財に指定されている。

自分が訪れた時はウォーキング参加者も含めても誰一人おらず、静寂が不気味な感じがした。


築100年を経過している

内部の様子

昔の電話ボックス

醒井宿資料館 (問屋場)


次のポイントも400mと近い場所にある。
白い息を吐きながらポイントに向かう。



板張りの広い床

加茂神社


この神社で一旦折り返すというコース設定になっている。


今回も安全をお祈りする

境内から見える米原市街

蓮華寺


次のポイントまでが4.5kmと長い。
これといって見るべきポイントもないので、無心になって歩く。

蓮華寺に到着すると、二人のおばちゃんが拝観料を徴収していた。
ウォーキング参加者は団体割引の料金だった。

このお寺には古い逸話が残っている。
元弘3年(1333)に北条仲時公が戦に破れ、この地に落ちのびてきた。
しかし周りを取り囲む敵軍に観念し、仲時公以下430名が自刃した。
このお寺にはそのお墓が祀られている。


お寺の全景
雪吊りが美しい

自刃した430名の墓

この銅鐘は重要文化財に指定されている

全行程の半分は進んだだろうということで、ここでいつもの昼食タイム。
いつもはカレーパンと決めているが、今回は売り切れだったのでソーセージパンを食す。
どちらもうまいことには変わりないが。

直孝神社


蓮華寺から高速道路を挟んだ反対側に直孝神社がある。
小さな神社だが、地面を埋め尽くすイチョウの葉と、強烈な銀杏臭が印象的だった。


頭がクラクラするほどの匂い

望湖堂跡


再び寒風の中を進む。
高速道路脇を進むというのは景色が変わらずに退屈になってくる。

高速道路脇を進むウォーキング軍団

彦根市に入った

晴れ間も見えてきていい感じ

で、いざ到着してみると、こじんまりした石碑が建っていた場所が望湖堂跡のようだ。
あまりにひっそりと存在していたので拍子抜けだった。


奥に琵琶湖が見える

鳥居本駅 (ゴール)


あとは峠を下ってゴールを目指す。

国道8号に出てきた

63番目の宿場町だそうだ




硬券の切符なんて久しぶり

スタートから出鼻をくじかれた今回のウォーキングだったが、無事にゴールすることができた。
初めての近江鉄道に乗って米原駅に到着。

ダイドーブレンド号に乗車

LEDによるお知らせ
ハイテクだかローテクだかわからない

2018年中に閉店予定となっている平和堂米原店で弁当を買って食べた。
店内は照明が暗めで最近のショッピングモールには勝てそうにない雰囲気。
昭和感のあるショッピングセンター好きの自分にはお気に入りの場所だったが、時代の波には逆らえない。


3Fはすでに撤退済

駐車場は良心的な価格
ICOCA払いが可能だった

フォトギャラリー


水中に咲く梅花藻

夏なら食べていただろう梅花藻ソフト

瑞浪でも見かけた木枯らし紋次郎
この業界では有名人?

おいでやす彦根市へ
上の3人は何者?

昭和風だが現役の看板

松ではなく塀を切るという優しさ

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