2017年3月27日月曜日

Google Cloud Platform

Google社が提供するクラウドサービス、Google Cloud Platform
先駆者であるAmazon Web Serviceを猛追しているとの噂を聞き、早速試してみた。
このタイミングで試してみたのは、とある理由がある。


Always Free(いつでも無料)


GCPの中にはいろいろなサービスがあるが、使ってみたいサービスはGoogle Compute Engine、つまりGoogleさんの環境で仮想マシンを構築すること。

しかも条件付きであれば無料で利用できるらしいのだ。
その条件は、

  1. 一ヶ月あたり一つのf1-microインスタンス
  2. 30GBのHDD、5GBのスナップショット
  3. 1GBまでの北米からのトラフィック

の3つ。

f1-microの性能は最底辺のインスタンスということで、とても残念なスペック。
WindowsXP時代のPCくらい。
HDDも今ではUSBメモリにも劣る容量。

レッツ チャレンジ


名古屋グランパスの風間監督はこう言っている。
「トライしないことが最大の失敗である」と。
失敗するかどうかの前に、トライしなければ始まらないのだ。

普段使いのGoogleアカウントを使ってGCPを使ってみる。
AWSを使ったことがあるので、概念的なことはわかっているつもり。

OSはDebian、CentOS、Ubuntuなどが選択できるがCentOS6を選択。
HDDは限界の30GBを指定して、暫く待つとチュートリアルが始まる。

クラウド上のサーバを操作するにはSSH接続を利用する事が多いが、GCPはブラウザからSSH接続を行うことができる。
ダッシュボードからポチッとするだけでSSH接続されたコンソールが表示されるので、別途SSHクライアントをインストールする必要がない。
環境に依存しないのでとても便利。

手始めに時間帯をJST(日本標準時)に変更。
そして管理者パスワードを設定。

まずはHello Worldだろう、という事でWebサーバをインストール。
しようと思ったが、すでにインストール済だった。
index.htmlを作成して表示されているグローバルIPにアクセス。
なんて言うことなくHello Worldが表示された。

GCPを使うことを決めてから、Hello Worldが表示されるまでの時間は約30分。
待ち時間や調べ物をしながらということを考慮すると、実時間は10分ほどだろうか。
重い処理をさせていないこともあるが、レスポンスも普段と変わらず。

しばらく使ってみて問題なければ、レンタルサーバーの解約も考えてみよう。
と思ってたらAWSも似たようなプランを発表して、また迷ってしまうという状況が生まれそうな気がしている。

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